ここではORACLE社が提供するPL/SQL言語でプログラムの処理内でスリープ・一時停止する方法を紹介しています。
処理内でスリープする方法
プログラム処理内でスリープを実装するには、DBMS_LOCKパッケージを使います。
DBMS_LOCK.SLEEP(秒数);
実行すると次のようになります。
「set timing on」でPL/SQL処理の経過時間を表示するようにしています。
SQL> set timing on
SQL> execute DBMS_LOCK.SLEEP(5);
PL/SQLプロシージャが正常に完了しました。
経過: 00:00:05.00
処理内で一時停止する方法
PL/SQLを画面上で一時停止するにはPAUSEコマンドを使います。
PAUSEコマンドを使うと、改行を押すまで一時停止します。
PAUSE メッセージ
実行すると次のようになります。
PAUSE文はPAUと省略することもできます。
SQL> PAUSE test
test
SQL> PAU test
test