ここではORACLE社が提供するPL/SQL言語の基本的な計算方法をまとめて紹介しています。
基本的な計算方法(四則演算など)
基本的な計算方法は次の通りです。
演算子・関数 | 内容 |
+ | 加算 |
– | 減算 |
* | 乗算 |
/ | 割算 |
TRUNC | 割算(整数部) |
% | 割算(剰余・余り) |
MOD | 割算(剰余・余り) |
基本的な計算方法の例
+:加算
+演算子を使うことで値を加算することが出来ます。
値 + 値
DECLARE
num NUMBER;
BEGIN
num := 1 + 1 + 1;
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(num);
END;
3
PL/SQLが実行されました(48 msec.)
-:減算
‐演算子を使うことで値を減算することが出来ます。
値 - 値
DECLARE
num NUMBER;
BEGIN
num := 3 - 1 - 1;
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(num);
END;
1
PL/SQLが実行されました(6 msec.)
*:乗算
*演算子を使うことで値を乗算することが出来ます。
値 * 値
DECLARE
num NUMBER;
BEGIN
num := 3 * 3 * 3;
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(num);
END;
27
PL/SQLが実行されました(6 msec.)
/:割算
/演算子を使うことで値を割算することが出来ます。
値 / 値
DECLARE
num NUMBER;
BEGIN
num := 99 / 3 / 3;
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(num);
END;
11
PL/SQLが実行されました(6 msec.)
TRUNC:割算(整数部)
TRUNC関数を使うことで値を減算することが出来ます。
第二引数を指定することで少数桁数の表示も可能です。
TRUNC(値 / 値,[少数桁数])
DECLARE
num NUMBER;
BEGIN
num := TRUNC(100 / 3);
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(num);
END;
DECLARE
num NUMBER;
BEGIN
num := TRUNC(100 / 3,1);
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(num);
END;
33.3
PL/SQLが実行されました(6 msec.)
%:割算(剰余・余り)
MOD関数を使うことで割算結果の剰余・余りを取得することが出来ます。
MOD(値,値)
DECLARE
num NUMBER;
BEGIN
num := MOD(100,3);
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(num);
END;
1
PL/SQLが実行されました(6 msec.)